【高裁】長崎松浦コンビニ強盗一審判決支持・被告の控訴棄却 一審は懲役19年の実刑判決
去年6月、長崎県松浦市のコンビニエンスストアで店員らに重傷を負わせ現金などを盗んだとして、強盗殺人未遂などの罪に問われている男の控訴審で、福岡高裁は15日一審判決を支持し控訴を棄却しました。 この裁判は住所不定・無職の30歳の男が、去年6月長崎県松浦市のコンビニエンスストアに押し入り、店員と客をバールなどで複数回殴って重傷を負わせたうえ、店にあった現金などあわせて6万円を奪ったとして強盗殺人未遂などの罪に問われているものです。 一審の長崎地裁はことし6月、「犯行は極めて危険で悪質」として懲役19年の実刑判決を言い渡しましたが、被告の男は判決を不服として福岡高裁に控訴していました。 15日に開かれた判決公判で、福岡高裁の市川太志裁判長は「量刑が重過ぎて不当であるとはいえない」として、被告の控訴を棄却しました。
長崎放送