海の道むなかた館で「いいいさんまつり」 漫画「出光佐三」発刊記念イベントも
「いいいさんまつり」が11月1日、「海の道むなかた館」(宗像市深田)で始まる。(宗像経済新聞) 【写真】アートパフォーマンスを行うColorhythm Risa(カラリズムリサ)さん 体験や交流を通じて宗像にある世界遺産を学んでもらおうと、11月13日の「いい遺産の日」に合わせて毎年行っている同イベント。 11月の土曜・日曜・祝日を中心に、埴輪(はにわ)や宗像のキャラクター「テンちゃん」、金銅製龍頭のマグネットを作る「オリジナルのマグネットをつくろう!」(11月2日~4日、10時~14時)、金属を溶かして、沖ノ島から出土した古代鏡などのミニチュアを作る「古代の鏡をつくろう!」(11月10日、10時~11時30分)、装飾古墳の文様やみあれ祭などをモチーフにしたスタンプでオリジナルエコバッグを作る「オリジナルのエコバッグをつくろう!」(11月30日、13時~14時30分)などのワークショップを用意。「大野城心のふるさと館」「下関市立考古博物館」と連携した体験学習も行う。 宗像市が今年7月に刊行した、赤間出身で「出光興産」の創業者、出光佐三の功績を紹介する漫画「出光佐三 日本を支え故郷を愛した宗像人」を記念した特別展も開催する。同館常設展示室では「出光佐三と宗像」著者の花田勝広さんによる講演会(11月2日、13時~15時)、アートパフォーマー「Colorhythm Risa(カラリズムリサ)」さんによるアートパフォーマンス&トークショー(11月3日、13時~14時30分)を行う。 宗像市世界遺産課の井上賢司さんは「この機会に当施設に足を運んでいただき、地元の世界遺産を楽しみながら学んでもらえたら」と呼びかける。 開館時間は9時~18時。12月22日まで(出光佐三特別展は1月26日まで)。
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