遠野なぎこ、家族への思い打ち明け回顧「私を葬儀には…その優しさに涙が」「また泣いちゃうよ」
俳優遠野なぎこ(44)が7日までにインスタグラムを更新。家族への思いを吐露した。 【写真】亡くなった母への思いを打ち明けた遠野なぎこ 遠野は「私自身が、一昨年自死した母に対して恨みやら憎しみやらは正直一切ないの。(自死に対してね)」と切り出し「但し、今ある『許さない』という感情は…私の大切な弟の心の一部を壊した事について。弟は母の遺体の第一発見者だから。それが、どれだけ苦しかったか分かって頂けますか?その前日に義理の父親(私の父親ではありません、籍に入る事を頑なに拒んだから)を看取ってるのよ?そりゃ、精神崩壊するでしょ。しない人いないでしょ。そういう意味で、『母を許さない』と言い続けているのです。弟の代わりに」と亡くなった母への思いを打ち明けた。 さらに弟への思いを「あの子はいい子だから、自分からは発信しないから。私は絡んでないけど、葬儀やら遺産相続やら全て弟が1人で取り仕切ったの。崩壊するよ、そりゃ。私は、そこに絡める程の強さを持ち合わせていない。本当に申し訳なかったと思っています」とつづった。 続けて「追記ね」と別の投稿で「弟は当初、言っている事も少しおかしかったです。無意識に、自分の心を守る為の言動だったのだと思います。そして、私を葬儀には呼びませんでした。今でもその優しさに涙が出てきます。私が母を遠ざける経緯を一度も説明した事はないけれど、全部分かってくれているんですよね。だから、1人で受け止めて」と当時を回顧した。 遠野は「あぁ、また泣いちゃうよ。いくら、男の子だからっていくら、40過ぎのオッサンだからって。彼には荷が重すぎる。どうかアヤツに沢山の幸福が訪れますように。私はいいから。あ、愁くんとアヤツに笑」と願った。