peco「のんびりやのあなたが大好き」息子を叱った後に必ずかける言葉に込めた思い
5年前に出産後、子育てと仕事を両立しているタレントのpecoさん。慌ただしい日常を過ごすなかで、息子さんと接する際に心がけていることを伺いました。(全4回中の2回) 【画像】可愛いふたり!5歳になる息子さんとpecoさんの仲よしぶりが伝わるツーショット ほか(全15枚)
■叱った後だからこそ大切にしていること ── お子さんとの接し方などで大切にしていることはありますか? pecoさん:とにかく自分を好きでいられる子になってほしいです。それが一番の願いです。 息子を叱ることも多いです(笑)。といっても、決して息子自身を否定するのではなくて、自分の行動に気づいてもらえるように、必ずひと言、声をかけるようにしています。
例えば、息子はのんびりやさんで優しいのですが、外出の準備をするときに「時間が間に合わないよ」と注意することが毎日のようにあります。そういうときは、なぜ叱ったのかを息子がわかるように説明して、「ママはあなたののんびりやさんなところが大好きだし、とっても素敵だと思ってるよ。本当にそのままでいてほしい。でも、お約束の時間が決まっているときは、それに間に合うようにしようね」と話すようにしています。 ── 子どもが「自分を好きでいてくれる」ことってすごく大事だと思います。でも、親としては声かけが難しくて…。
pecoさん:難しいですよね。私もそう思います。ただ、自分を好きでいられたら、自分が選んだものや選んだ道にも自信が持てると思うんです。たとえ何かがダメになっても、「自分だったら大丈夫」って思えるはずだから。 私も、母にそうやって育ててもらいました。「自分のことだけを好きになってくれたら、あとはもうどうでもいい」っていう感じで育ててくれたんです。私も本当に自分が大好きで、ずっと。生まれ変わってもまた自分になりたいと思っています。息子にも「自分は大丈夫」って思える人であってほしいなと思います。
■息子のおかげでめちゃくちゃ成長した ── すごく丁寧に子育てをされているのですね。そんな日常で、お子さんから教わったこと、自分の成長を感じることはありますか? pecoさん:息子が生まれてから、私はめちゃくちゃ成長したと思うんですよ。ryuchellもそう言ってくれたし、母や友達、まわりの人たちにもよく言われます。「pecoが毎日料理してるなんてありえない!」みたいな(笑)。「包丁持って野菜切ってるの?」「毎日お弁当作ってるの?」って(笑)。それくらい私は、息子が生まれるまで何もしなかったんです。