来年成人する娘に「10万円オーバー」の袴をねだられました。 1回しか着ないので「レンタル」でよいと思うのですが…。
成人式は一生に一度の晴れ舞台です。子どもにはよい思い出を残してほしいと思う反面、10万円を超えるような振り袖・袴を希望されると家計には大きなダメージがかかります。 また購入した後に着用することなくタンスの肥やしになってしまうことは、親としては避けたいところです。 この記事では、成人式の振り袖・袴をレンタルした方の割合や、購入した場合とレンタルした場合との金額を比較していきます。成人されるお子さまがいらっしゃる方は、ぜひ参考にしてください。
成人式の振り袖・袴をレンタルした人の割合
OurPhoto株式会社が実施した「成人式最新実態調査2023」によると、成人式に参加した方で振り袖・袴を着用した方は80.9%いました。 その中で、衣装レンタル店で借りた方は29.8%、フォトスタジオのレンタルプランを活用した方は23.4%、家族や知人から借りた方は5.3%、家族や知人からおさがりもらった方は23.4%という結果が出ています。一方で、新しく購入した方の割合は14.9%でした。
振り袖・袴を購入する場合とレンタルする場合の費用の相場
振り袖・袴を着用したいと思ったときにどのくらいの金額がかかるのか、購入する場合とレンタルする場合の相場を比較してみましょう。購入もレンタルも、帯や草履、バックなどの小物や前撮りなどがセットになったプランが多いため、今回はセットプランを比較しています。 購入する場合、袴は8万円前後、振り袖は30~50万円前後が相場です。なお、振り袖では100万円ほどするケースもあるようです。レンタルをした場合は、袴は4~5万円前後、振り袖は20~30万円ほどが相場となっています。 レンタルをする場合でも、レンタル先がフォトスタジオかネットショップかでも金額が異なります。ネットショップでレンタルする場合は、着付けや前撮りなどのサービスが含まれていないこともあるようです。 その場合は振り袖・袴自体のみのレンタルとなるため、より安いプランなどで費用をおさえられる可能性があります。 また、振り袖・袴の質も金額に影響しています。ポリエステルの生地であれば比較的リーズナブルに、上質な絹の生地だと金額も高くなる傾向があるようです。