上達させるにはコツがあった! 清本美波・松山茉生のお父さんたちが、父として頑張ったこととは?【子どもや孫にゴルフをしてほしい②】
自分の子どもや孫にゴルフをやらせようとしているが何から始めさせたらいいかわからない、どうしたら子どもたちはゴルフにのめり込んでもらえるか、悩みは尽きない。週刊ゴルフダイジェスト1月21日号ではその方法を専門家と経験者に聞き、ご紹介している。「みんなのゴルフダイジェスト」では2回に分けてお伝えする。【2回中2回目】 清本美波のドライバーショット(撮影/岡沢裕行)
清本美波のお父さんに聞いた! 「なるべくコストがかからない練習環境を用意しました」
23年のプロテストをトップ合格し、昨年からプロツアーに参戦した清本美波の父、宗健さんに話を聞いた。 「元々はサーフィンをやらせたくて“美波”と名付けました。ただ、海に行ったら終始泣いちゃうので諦め、その後、ダンスをやらせたのですが、うまくフィットせず。5歳のときに私が全くの素人であったゴルフを、当時勤めていた会社関係のコンペに備えて練習場に一緒に行ってやらせたら、娘が楽しそうにのめり込んでしまいまして。そこが始まりです」 スタートをしたきっかけは少し意外だった。
「そこから半年ほど練習場に通い続け、家族で旅行に行った際に初めてラウンドし、さらにのめり込んでいったので、私も本腰を入れました。6歳のときに初めて試合に出て、少し年上にすごく上手い子がいて、“あの子に勝ちたい”という思いがモチベーションになりました。親御さんたちとの繋がりも増えていき、子ども同士も切磋琢磨していました」 その後も様々な工夫をして、娘のサポートをしたそうだ。
「うちはいかに安くラウンドできるかというのがとても重要でした。そのためには親同士で情報を交換しながら安くラウンドできる情報のアンテナを鋭く張っていました。また、日頃の練習場でも、事情を話して交渉し、月にジュニアは5000円定額で練習できるところを見つけることができたのは大きかったです」 子どもにゴルフをさせる場合、お金の心配が出てくるが、安く練習やラウンドする工夫でコストを抑えられたようだ。
清元父流! 低コストでゴルフをやらせるコツ2選
●ジュニアを優遇する練習場を見つける ●親同士で安く回れるコースの情報を交換する