2種公認継続へ改修 一関運動公園陸上競技場 来年3月まで利用制限
一関市萩荘の一関運動公園陸上競技場は、日本陸上競技連盟の第2種公認を維持するため、施設の大規模改修工事を実施する。走路舗装の補修や備品の更新などを計画しており、2025年3月まで利用が制限される。 同競技場は、東北大会レベルの大会を開催できる第2種公認の施設として1995年度に整備された。敷地面積は2万5580平方メートル。メインスタンドは鉄筋コンクリート造りで、全天候型舗装の室内練習場(65メートル×4コース)や観覧席(1216人)などが備えられている。 グラウンドは、2015年7月から16年3月まで改修工事が行われ、1周400メートルのトラック(8コース)にブルートラックを導入し、基本仕様の改正でレーンの幅を1・22メートルに変更した。フィールドは走り幅跳び、三段跳び、走り高跳び、棒高跳び、やり投げ、砲丸投げ、円盤・ハンマー投げの競技に対応している。 今回の大規模改修工事は、第2種公認陸上競技場の公認期間が25年7月で満了することから公認更新に向けて今年度に実施する。整備事業費は今年度一般会計当初予算で2億350万7000円を措置しており、うち1億7869万1000円を工事請負費、2439万7000円を備品購入費に充てる予定だ。