東海大菅生にセンバツ旗 主将「都代表、頑張る」 ／東京
＜センバツ高校野球＞ 第９３回選抜高校野球大会（毎日新聞社、日本高校野球連盟主催）に出場するあきる野市の東海大菅生に２２日、毎日新聞社からセンバツ旗が贈られた。同校で開かれた授与式で、ずしりと重い緑色の旗を受け取った栄塁唯（るい）主将（２年）は「都代表として頑張ります」と心構えを新たにしていた。 新型コロナウイルスの感染症拡大防止に配慮して、生徒を集めず、ホールで開いた式を中継し、生徒たちは教室で様子を見守った。センバツ旗は毎日新聞の青島顕・多摩総局長から峰岸英仁（ひでひと）校長に渡され、栄主将に渡った。 青島総局長が「行けなかった人のことも思い、甲子園で思い切りプレーし成長してほしい」、峰岸校長は「野球の技術だけでなく、品位ある行動を心掛けてください。さわやかなチームだと評価されると確信している」と語りかけた。 若林弘泰監督は、東海大の系列校が３校出場することに触れ「（我が校は）センバツでは未勝利。相模、甲府の２校にも勝ちたいし、菅生旋風を起こし日本一をつかみたい」と意気込んだ。 大会は２３日にオンラインで組み合わせ抽選会があり、３月１９日に開幕する。【林田奈々】 〔都内版〕
