ミスユニバースにキューバ復帰へ 57年ぶり、地元メディアは沈黙
【サンパウロ共同】今年のミス・ユニバース世界大会にキューバの代表が57年ぶりに参加する見通しとなった。米メディアが伝えた。社会主義国キューバの地元メディアや政府は沈黙を続けており、国の公認は得られないとみられる。代表は8月キューバではなく米国で選ばれる予定だ。 応募資格があるのはキューバ生まれか、親が同国出身の女性。キューバ在住かどうかは問われない。大会規則の緩和でその国で生まれていなくても代表になることが可能になり、今回の復帰が決まったという。 ミス・ユニバースにキューバは第1回から参加。59年の革命を機に撤退。カストロ政権が「ブルジョア的」と大会参加を禁じたとされている。