新天町、足元に「ウオーキングサイン」設置 商店街を歩いて健康に【宇部】
宇部市スポーツコミッション(長谷亮佑会長)は、市民に宇部新天町名店街のアーケード内で無理なく体を動かしてもらおうと、オリジナルの「ウオーキングサイン」を制作した。発着点の西側入り口から100㍍間隔で足元に設置。歩いた距離に加えて、歩き方のアドバイスもあり、歩く健康づくりの推進に一役買っている。 40㌢四方のサインは同コミッション職員の平本貴法さんの発案。今月上旬にスタート地点、東側入り口の折り返し地点などに合わせて10個設置し、「歩幅を広げ、足の踏み込みをしっかりと」「ゴールまであと少し頑張って」と、歩くときに心掛けてほしい注意点やエールも表示した。 新たに導入したマスコットキャラクターの犬、猫、ネズミのイラストも描かれている。デザインは地元のイラストレーターでデザイナーのkozi69さんが担当した。 サインは、2020年4月から同コミッションが行っている「新天町アーケードウオーキング」にも活用する。市が取り組む「はつらつ健幸ポイント」の対象行事だったが、昨年度をもって同ポイント制度が廃止されたことから、コミッション独自で新しくスタンプカードを作製し、イベントに参加すると1回押され、4個集めると賞品がもらえるという形にした。 平本さんは「イベントへの参加はもとより、サインをきっかけにウオーキングを習慣化してほしい。可能であればアーケード内でショッピングも楽しんでいただき、市民の健康増進と地域の活性化に貢献できれば」と願った。 今月の新天町アーケードウオーキングは24日に実施。参加無料で、当日は西側入り口付近に集合する。受け付け時間は午後1時15~45分。 問い合わせは同コミッション(電話39-7653)へ。