南野拓実が連発！(C)Getty images

週末に開催された日本人選手が所属する海外サッカーの結果を振り返る。 ■プレミアリーグ ・冨安健洋（アーセナル） vs ウォルヴァーハンプトン｜先発出場（79分OUT） 【動画】南野拓実が2戦連発！ 鋭い反応から今シーズン5ゴール目をゲット 4試合連続で右サイドバックでの先発となった冨安は早々の6分に右サイド高い位置でボールを持つとボックス内へパス。サカの得点をアシストした。そのまま安定感あるプレーを続ける冨安はだったが、79分には左足を痛めた様子で立ち上がれずそのまま交代となる。とはいえ、アーセナルは2-1で勝ち切って公式戦5連勝とした。 ・三笘薫（ブライトン） vs チェルシー｜途中出場（57分IN） 1-2のビハインドを抱える一方でチェルシーが退場者を出して数的優位となっている中で途中出場となった三笘は、積極的な仕掛けから打開を図ったものの実らず。ブライトンは最終的に2-3で敗れてリーグ戦5試合ぶりの黒星を喫した。 ・遠藤航（リヴァプール） vs フラム｜途中出場（83分IN） 遠藤は2-3で追う展開だった83分に途中出場し、87分に強烈なミドルで加入後初ゴール。その直後にもトレント・アレクサンダー・アーノルドの得点が生まれ、リヴァプールは4-3の逆転勝利を飾った。 ■EFLチャンピオンシップ ・中山雄太（ハダースフィールド） vs スウォンジー｜フル出場 3試合ぶりの先発となった中山はフル出場を果たしたが、チームは1-1でドロー。それでも直近3試合無敗としている。 ・坂元達裕（コヴェントリー） vs イプスウィッチ｜途中出場（46分IN） 前半だけで2失点を喫したコヴェントリーは後半開始時に坂元ら攻撃的なカードを一斉投入。しかし、反撃は後半ATの1点にとどまり、1-2で敗れた。 ・三好康児（バーミンガム） vs ロザラム｜フル出場 なかなか結果を出すことができていないバーミンガム。三好は2試合ぶりの先発となったものの得点に関与することはできず、0-0の引き分けで終了した。 ■ラ・リーガ ・久保建英（レアル・ソシエダ） vs オサスナ｜フル出場 攻撃の中心である久保をフル出場させたソシエダだったが、試合は1-1でフィニッシュ。チームとしては3連勝を逃す結果となっている。 ■セリエA ・鎌田大地（ラツィオ） vs カリアリ｜途中出場（56分IN） 鎌田は1点リードかつ数的優位の中で途中出場し、ボールをコントロールしながら試合をクローズ。ラツィオは4試合ぶりの白星を飾った。 ■リーグアン ・南野拓実（モナコ） vs モンペリエ｜フル出場 前節のパリ・サンジェルマン（PSG）戦で10試合ぶりの得点をマークした南野は、この試合でも積極的な姿勢を目立たせ、9分に味方のシュートのこぼれ球を押し込む形で2戦連発。危険なファウルを受ける場面もあったがフル出場を果たし、2-0での3試合ぶり白星に貢献した。 ・伊東純也、中村敬斗（スタッド・ランス） vs ストラスブール｜伊東：先発出場（85分OUT）、中村：途中出場（78分IN） 絶対的な主力である伊東が開幕から続く連続先発を継続したほか、負傷離脱を強いられていた中村が6試合ぶりに出場。チームも2-1で勝利している。 ■ベルギーリーグ ・岡崎慎司、橋岡大樹、伊藤涼太郎、山本理仁、小川諒也、藤田譲瑠チマ、シュミット・ダニエル、鈴木彩艶（シント=トロイデン） vs メヘレン｜鈴木：フル出場、橋岡：先発出場（90+3分OUT）、伊藤：先発出場（77分OUT）、山本：途中出場（86分IN）、藤田：途中出場（77分IN）、岡崎、小川、シュミット：ベンチ外 シント=トロイデンは5名の日本人選手を先発起用。すると42分、味方のシュートがポストに当たった跳ね返りに伊藤が反応し、今季2点目をマークした。 ・町田浩樹（ユニオン・サン・ジロワーズ） vs セルクル・ブルッヘ｜フル出場 日本代表としても存在感を示しつつある町田はクラブでも重宝されており、この日は7試合連続の先発。チームも2-1で勝利して首位をキープしている。 ・本間至恩（クルブ・ブルッヘ）、川辺駿（リエージュ） クルブ・ブルッヘ｜本間：ベンチ外 リエージュ｜川辺：先発出場（73分OUT） 川辺を先発起用したリエージュだったが、上位争い中のクルブ・ブルッヘに0-2で敗戦。2試合ぶりの黒星で9位に後退した。 ・渡辺剛（ヘント） vs ヘンク｜フル出場 渡辺は開幕からの全試合先発を継続。チームは2-2で引き分けたものの3位につけている。 ・三竿健斗（ルーヴェン） vs アントワープ｜ベンチ外 ・安部柊斗（RWDM）、森岡亮太（シャルルロワ） RWDM｜安部：先発出場（66分OUT） シャルルロワ｜森岡：途中出場（78分IN） 両日本人選手はともに出場したものの時間差で登場したため、マッチアップは実現せず。試合は0-0の痛み分けとなった。 ・松尾佑介（ウェステルロー） vs アンデルレヒト｜先発出場（69分OUT） 松尾を2試合連続の先発としたウェステルローだが、強豪との試合には1-3で完敗を喫した。 ■ポルトガル・リーグ ・守田英正（スポルティング）、藤本寛也（ジウ・ヴィセンテ） スポルティング｜守田：フル出場 ジウ・ヴィセンテ｜藤本：フル出場 両日本人選手が主力としてフル出場。3-1で競り勝ったスポルティングが首位に浮上した。 ・相馬勇紀（カーザ・ピア）、中村航輔（ポルティモネンセ） カーザ・ピア｜相馬：先発出場（77分OUT） ポルティモネンセ｜中村：出場なし 4試合連続の先発となった相馬は55分、サムエル・ジュストの得点場面でアシストをマーク。チームも1-0で勝ち切った。 ・渡井理己（ボアヴィスタ） vs アロウカ｜出場なし ・小久保玲央ブライアン（ベンフィカ） vs モレイレンセ｜ベンチ外 ・行友翔哉（ファマリカン） vs ポルト｜ベンチ外 ■ブンデスリーガ ・福井太智（バイエルン） vs ウニオン・ベルリン｜試合中止 ・浅野拓磨（ボーフム） vs ヴォルフスブルク｜先発出場（72分OUT） ボーフム戦に先発した浅野は精力的なプレーで幾度もゴールを脅かしたが得点は決められず。それでもチームは3-1で勝利し、リーグ戦5戦無敗としている。 ・板倉滉（ボルシアMG） vs ホッフェンハイム｜ベンチ外 ・伊藤洋輝、原口元気（シュトゥットガルト） vs ブレーメン｜原口：出場なし、伊藤：ベンチ外 ・奥川雅也（アウクスブルク）、長谷部誠（フランクフルト） アウクスブルク｜奥川：ベンチ外 フランクフルト｜長谷部：出場なし ・堂安律（フライブルク） vs マインツ｜先発出場（84分OUT） 2試合連続の先発となった堂安はシャドーのポジションでボールに絡みながら終盤までプレー。チームも1-0で競り勝ち、8位に浮上した。 ■スコティッシュ・プレミアシップ ・古橋亨梧、前田大然、旗手怜央、小林友希、岩田智輝（セルティック） vs セント・ジョンストン｜古橋：先発出場（85分OUT）、岩田：途中出場（85分IN）、前田、旗手、小林：ベンチ外 古橋のみを先発起用したセルティックは3-1で完勝。2位に勝ち点差7をつけて首位を快走している。 ・小田裕太郎、田川亨介（ハーツ） vs キルマーノック｜小田：先発出場（64分OUT）、田川：途中出場（64分IN） 2名の日本人選手を起用したハーツは序盤のオウンゴールによる1点を守り切って4連勝。好調を維持して3位につけている。 ■エールディヴィジ ・斉藤光毅（ロッテルダム） vs ヘラクレス｜ベンチ外 ・菅原由勢（アルクマール） vs ユトレヒト｜フル出場 この日も菅原がフル出場したが、試合は1-1で決着。直近4試合で1勝2分け1敗と勢いに陰りが生じている。 ・上田綺世（フェイエノールト） vs PSV｜途中出場（71分IN） 後半半ばまでに2失点を喫したフェイノールとは71分に上田らを投入して巻き返しを図ったが、反撃はサンティアゴ・ヒメネスの1点のみ。頂上決戦に1-2で敗れた。 ・佐野航大、小川航基、ファン・ウェルメスケルケン際（NECナイメヘン） vs アヤックス｜小川：フル出場、佐野、ファン：出場なし 4試合連続の先発となった小川だが、名門アヤックスのネットを揺らすことはできず。チームは1-2で敗れた。 ・長田澪（フォレンダム） vs ズヴォレ｜フル出場 フォレンダムのゴールマウスを守る長田だが、この日は大量5失点。一矢報いることなく0-5で大敗した。