メキシコ代表のアギーレ監督が頭部を負傷 観客スタンドから投げられた物が当たり流血する騒ぎ
メキシコはホンジュラスに敗戦
元日本代表の監督を務め、現在はメキシコ代表を率いるバビエル・アギーレ監督が、15日に行われたCONCACAFネーションズリーグ準々決勝第1戦のホンジュラス戦で観客スタンドからの投てき物で頭部を負傷する事件が発生した。 メキシコ代表はこの試合でホンジュラスに0-2で敗戦。試合終了後、観客スタンドからはいくつかのゴミが投げられ、その中の一つであるブリキ缶のような物がアギーレ監督の頭部に当たり負傷したという。 北米メディア『TUDN』によれば、アギーレ監督は頭部から流血し、傷をふさぐために4針縫う処置を受けたという。その後、試合会見に出席し「何もない。試合はクリーンだったし、ハードな戦いだった。私にできることは、チームの気持ちを高めることだけだ。もうひとつのことについては、それを言っても仕方がない」と無事であることを強調した。 同メディアのオンライン番組『Línea de 4』に出演したアレックス・デ・ラ・ロサ氏によると、アギーレ監督が地元ファンの挑発に無礼な言葉で応じる動画がいくつも出回っており、それが今回の事故の引き金になった可能性があるという。 アギーレ監督は今年の7月にメキシコ代表の監督に就任。就任以降はここまで4試合を戦っており、2勝1分1敗。今回の敗戦が就任して以降初の黒星となった。
構成/ザ・ワールド編集部