<解説>20歳になった芦田愛菜、10年前は? 初の連続ドラマ単独主演作、共演者の“今” もう一人の主演/ヒロイン級も
2011年に公開された映画「八日目の蝉」でデビューし、最年少の5歳で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した渡邉このみさんも、当時、子役として「明日、ママがいない」に出演していた一人。
その後の渡邉さんだが、2015年度前期の朝ドラ「まれ」でヒロインの幼少期、翌2016年度後期の朝ドラ「べっぴんさん」でヒロインの幼少期と孫に扮(ふん)し、2018年の大河ドラマ「西郷どん」にも出演。2019年にマレーシアへの単身留学を境に芸能界から離れるが、現在は活動を再開させていて、2024年10月に全国公開される映画「本を綴る」で俳優復帰した姿を見せる。
◇主演やヒロイン役が定位置となりつつある桜田ひより
さらにもう一人、忘れてはならないのが、桜田ひよりさんだ。芦田さん、鈴木さん、渡邉さんと比べると、「明日、ママがいない」の前よりも、後からの活躍がより顕著な印象。2017年にドラマ化、2018年に映画化された実写版「咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A」で初めて主演を務めると、2018年8月には「ミスセブンティーン2018」に選出され、女性ファッション誌(現・ティーン向けメディア)「Seventeen(セブンティーン)」(集英社)の専属モデル(STモデル)として活動を開始する。
STモデルからは、北川景子さんや榮倉奈々さん、波瑠さん、広瀬すずさんらが俳優として次々と羽ばたくなど、“登竜門”的な位置づけにもなってて、桜田さんも先輩たちに続くように作品を重ねるように。
2023年3月の「Seventeen」卒業を挟んで近年は、ドラマや映画の主演、またはヒロイン役が定位置となりつつある桜田さん。グローバルボーイズグループ「JO1」の川西拓実さんとダブル主演を務めた映画「バジーノイズ」の公開(2024年5月3日)を経て、最新主演ドラマ「あの子の子ども」(カンテレ・フジテレビ系、火曜午後11時)が6月25日からスタートする。
ドラマのテーマは「高校生の妊娠」。妊娠が発覚したことで日常がガラリと変わってしまった高校生カップルの姿を描く同作で、高校2年生の主人公を演じる桜田さんが、は初共演となる恋人役の細田佳央太さんとどんな演技を披露してくれるのか、注目だ。