大谷翔平 23号2ランで快挙達成 ド軍で7試合連続1打点1得点以上はレジー・スミス以来46年ぶり
◇インターリーグ ドジャース―エンゼルス(2024年6月22日 ロサンゼルス) ドジャースの大谷翔平投手(29)が22日(日本時間23日)、本拠での古巣エンゼルス戦に「1番・DH」で先発出場。第2打席で今季2度目の3戦連発とする23号を放ち、自己最長を更新する7試合連続打点をマークした。 【写真】確信歩きの23号2ラン 大谷がまたもや古巣に強烈な恩返しだ。3回にラックスのソロで先制し、なおも無死一塁で迎えた第2打席。カウント2―0から右腕プリーサックの甘いスライダーを完璧に捉えると、打球速度115.5マイル(185.8キロ)、24度の角度で飛び出したボールは右翼席の459フィート(約139.9メートル)地点で弾んだ。3戦連発とする特大弾に本拠は総立ちで大熱狂。打たれた元同僚の捕手オハピーは本塁付近に座り込んだまま動けなかった。 地元メディア「ドジャー・インサイダー」によると、7試合連続で1得点、1打点以上を記録するのは、球団では1978年のレジー・スミス以来46年ぶりとなった。スミスは1976年から1981年までドジャースでプレーし、1983、1984年には巨人でもプレーした。 同じロサンゼルスに本拠を置くチーム同士の「フリーウエーシリーズ」2戦目でドジャースは今季初めて「シティーコネクトジャージー」を着用。MLBユニホームサプライヤーのナイキ社と各都市の共同企画で作られたユニホームで、2021年シーズンから導入され、それぞれの本拠地となる都市のイメージをデザインに落とし込まれている。鮮やかな“ドジャーブルー”で知られるドジャースだが、シティーコネクトジャージーでは落ち着いた印象の「コバルト」と「エレクトリックブルー」を採用。球団の初代ユニホームの赤い番号に対する敬意のしるしとして、タグや胸元のナイキ社のロゴは赤色になっている。