三刀流歌手「彩青」の素顔。師匠・細川たかしとの感動エピソード明かす
――歌、三味線、尺八をこなす三刀流歌手としてステージに立つ彩青さん。オフはどんなことをして過ごしていますか? 「浪曲を聴きに行く、町を散策することもありますが、最近は尺八作りに挑戦しています。 もちろん許可を取ってのことですが、時期になると、山に入って竹をとらせていただいて…。春は、近所のお寺でお経を聞きながら桜を眺める、それだけでものすごく癒されます。『本当に21歳なの?』とよく聞かれます(笑)」 ――演歌第7世代(辰巳ゆうと、二見颯一、青山新 ※新浜レオンは3月で卒業)としてステージに立つことも多いと思いますが、彩青さんにとって、第7世代のメンバーはどのような存在ですか? 「良き仲間であり良きライバル。みんな年代もデビューも近いので、切磋琢磨しながら、多くの刺激をもらっています。みんなキャンペーンができないコロナ禍を経験しているので、その分を取り返すように、破竹の勢いで頑張っているのを感じます。 ちなみに僕は、第7世代の皆さんに“師匠”と呼ばれています。一番若いはずなのに、おかしいなぁ(笑)。『笑点』は大好きな番組なんですけどね」 ――たしかに「笑点」感が…(笑)。最後に5周年を迎えた今、抱負などあれば教えてください。 「2月に、茨城・大洗町で5周年記念のコンサートを開催し、ありがたいことに『彩青後援会』を発足していただきましたが、皆さんとつないだ手を離さぬよう、いつまでもそのまま走れるように努力していきたいです。まだスタートラインに立ったばかりなので、どこまでも稽古を重ねて、歌で皆さんに笑顔や元気をお届けしたいです。何事も初心を忘れずに頑張ります!」 【彩青 プロフィール】 5歳より民謡、7歳より津軽三味線を始める。細川たかしの弟子として、2019年6月26日に日本コロムビアより「銀次郎 旅がらす」でデビュー。 その唄声のみならず、尺八、津軽三味線をつかったパフォーマンスで「三刀流歌手」として注目されている他、「演歌第七世代」として、演歌歌謡曲を盛り上げるべく精力的に活動している。 ニューシングル「王手!」(日本コロムビア)も好評発売中。 「細川たかし一門!熱唱コンサート!」(6月11日火曜14時開演 アクトシティ浜松)に出演する。