ボイメン田中俊介衝撃作で初主演「感覚が研ぎ澄まされた」
ひとりの役者であり、ボイメンでもあり続けたい
── 役者を目指す田中さんにとってボイメンの活動は必要ですか。 必要ですね。BOYS AND MENとして活動しているからこそ味わえる思いは、他ではそうそうありえないものです。苦労して一つひとつ夢を叶えてきた経験、応援してくれるファンのみなさんとの一体感……。ボイメンとしての活動はこれからも全力でやりながら、一人の役者としても生きていけたらベストかな。死ぬまでボイメンでいたいと思っています。 ── 今後、出演したい作品やジャンルはありますか? オファーを頂けたら何でも挑戦したいですが、戦争映画や時代物など古い時代が舞台の作品にも出演してみたいです。歴史って学校の教科書で習うけれど、そこから離れてしまったあとは、映画やドキュメンタリーが考えるきっかけになったりしますよね。作品を通じて感じることや気づくこともあると思うので、それを届ける立場になれたらうれしいです。単純に、“昭和顔”や“ちょんまげが似合いそう”って言われることが多いので、向いているかもって思うところもあります。 田中は今回の作品で、芝居をする上での技術、アクションシーンの見せ方などのアドバイスを受け、「技術も伴わないといい映画にならない」とあらためて感じたとか。熱い思いを保ちながら経験を積み重ねれば、名古屋出身の実力派俳優として、ますます注目を浴びる存在になりそうだ。 ---------- 映画『ダブルミンツ』は6月3日(土)より、センチュリーシネマほか全国ロードショー (編集プロダクション/エディマート)