DeNA・大田が引退会見「次のステージに向かいます。人生は長い」
DeNAから戦力外通告を受けた大田泰示外野手(34)が18日、横浜市内の球団事務所で現役引退会見を行った。 「16年間のプロ生活を引退する決断をしました。オファーがなかったので次のステージに向かいます。人生は長い」と晴れやかな表情だった。東海大相模で高校通算65本塁打。08年ドラフト1位で巨人に入団し「ポスト松井」と期待され、松井秀喜のメジャー移籍後は背番号「55」を継承した。 その後、日本ハム、DeNAでプレーし、通算84本塁打。16年目の今季は1軍出場がなかったが「これまで携わった関係者、皆さまに感謝しています」と深々と一礼した。今後については「野球界に還元できる活動ができれば」と見据えた。(大木 穂高)