もし『呪術廻戦』が実写化したら…? 妄想キャスト予想(5)大人の色気が半端ない…劇中屈指の武闘派キャラは?
芥見下々による漫画『呪術廻戦』。本作は、人間の負の感情から生まれる化け物・呪霊と対峙する呪術師の闘いを描いた、ダークファンタジー作品だ。今回は、原作、アニメ、劇場版すべてで大ヒットを打ち出す人気作を、「もし実写化されたら」というテーマで妄想キャスティングする。第5回。(文・編集部)
七海健人(ななみ けんと)
演じるなら、この人! ~竹内涼真~ スーツに七三分けという典型的なサラリーマンスタイルが特徴の七海健人、通称ナナミン。五条悟と夏油傑の1年下の後輩であり、高専時代に同級生を亡くしたことで逃げるように証券会社へ就職した。脱サラして再び呪術師として戻ってきた異色の経歴を持つ呪術師だ。 作中では他のキャラクターから「大人オブ大人」と言われており、遊び心のある五条悟とは正反対の真面目な人物だ。 常に冷静な判断で、知的な雰囲気を漂わせつつも、接近戦を得意とするゴリゴリの武闘派である。さらに、手に激しい戦いを繰り広げる、敵の攻撃をノーガードで受け、「人間を蹴った気がしない」と敵に言われるほど驚異的な肉体を持つ。 そんなインテリ風ゴリゴリ武闘派のナナミンには、竹内涼真を推したい。 竹内は、Amazonプライムビデオで配信されているドラマ『龍が如く』(2024)の主人公・桐生一馬を熱演。特に、第4話「裏切り/約束」の地下核闘技場シーンでは、重いパンチや、頭突きなど、硬派で力強い戦闘スタイルが見事にハマっていた。 しかし、竹内は元々ミット打ちもできなかったという。1から格闘技を学び、ノースタントであのシーンを演じたという。共演者である河合優実は、「地下格闘技場で試合のシーンは、リングの中が神聖な場所に感じた。私たちは声を出して応援するしかなくて…。気軽に手出しできない気迫がすごかったですね」(モデルプレス/2024年10月)と、インタビューで語っている。 アクションメイキング映像のインタビューにて竹内は、「地下核闘技場の撮影は、人生でいろいろと経験した中で一番きつい体験だった」と振り返っており、肉体改造された身体は、命を削って桐生役に挑んだことを物語っている。 さらに、2021年に公開された映画『太陽は動かない』では、猛スピードで走る列車でのアクションが話題となった。 竹内のアクション作品は、力強いアクションが多く、ノースタントで行うことが多い。武闘派ではあるが、飄々とした表情で戦う七海役は竹内にとって新たな挑戦になるだろう。 役作りや、どんな作品にも真摯に取り組む竹内に七海健人役を託したい。 (文・編集部)
編集部