ドラゴン細井「不老の極意」老けやすい生活習慣リスト…全く飲酒をしない方が健康寿命が伸びるが、それでもお酒を飲みたい場合にはどうするか
マイボイスコム株式会社が24年8月に実施した「アンチエイジングに関する調査」によると、年をとることに抵抗を感じる人は6割弱。アンチエイジングに取り組んでいる人は3割弱だという。やはり、実年齢以上に見た目が老け込んでしまうのは誰しも嫌だろう。 そこで今回は、大人気YouTubeチャンネル・令和の虎にも「虎」の一人として出演している美容外科医のドラゴン細井氏に、老けやすい生活習慣やアンチエイジングのポイント、行ってはいけない美容外科の特徴などについて聞いたーー。みんかぶプレミアム特集「健康情報の本質だけをまとめました」第3回。
老けやすい生活習慣…男性は日焼け止めを塗りなさい
ーー今回は「老けやすい生活習慣」についてお伺いしたいと思います。具体的には、どのような生活習慣が老化を促進するのでしょうか? ドラゴン細井(以下、同) 一般的に言われているように、お酒やタバコ、そして日焼けが大きな要因だと思います。特に日焼けは皮膚の老化を進行させ、たるみやシミができやすくなります。これが数年経つと、かなり老けた印象を与えることがあります。 そのため、老化を防ぎたいのであれば、男性でも基本的には日焼け止めを塗ったほうが良いでしょう。私自身はあまり塗らないのですが(笑)。 夏に限らず、冬でも紫外線はありますので、SPF(紫外線防御効果)が低めのものでも構わないので、常に塗ることをおすすめします。 女性はすでに多くの方が日焼け止めを塗っていると思いますが、最近では意識の高い男性やお洒落な男性が日傘を差しているのも見かけますよね。
全く飲酒をしない方が健康寿命が伸びる…それでもお酒を飲みたい場合にはどうするか
ーー飲酒は体に害があると言われている一方で、リラックス効果やストレス解消にもなると思います。では、どのように上手に付き合っていけば良いのでしょうか。 一昔前までは、適量の飲酒が体に良いとされていましたが、現在では全く飲酒をしない方が、がんや心血管系疾患などのリスクを低減し、健康寿命が伸びるとされており、人体にとってプラスであるというのが常識になりつつあります。美容の観点から見ると、過度な飲酒はがんや心血管系疾患のリスクを高めるだけでなく、肝臓を疲弊させ、肌に酸化ストレスを与えます。これにより、肌の老化が進み、外見も老けた印象を与えがちです。 抗酸化作用のある食品を一緒に摂ることで、完全にプラスマイナスゼロにはならないかもしれませんが、ある程度のバランスが取れているという感覚にはなるかもしれません。 さらに、体に良い食材を扱う居酒屋を選ぶのも良いでしょう。例えば、白米ではなく五穀米を使った料理、野菜や魚、果物を提供しているお店、また、肉を食べるなら焼き鳥を選ぶのもおすすめです。おつまみとして提供される乾き物のナッツ類も非常に良い選択です。 飲み物としては、お茶が体に良いと言われているため、お茶割りにするのも一つの手です。一方、ビールはプリン体が多く、カロリーも高いため、できるだけ避けた方が良いでしょう。 著者プロフィール ドラゴン細井 細井龍。形成外科医、美容外科医として働く傍ら、最上位国立医学部(東京大学医学部、東京医科歯科大学医学部、千葉大学医学部、慶応大学医学部、慈恵医科大学医学部)の講師だけで構成されるMEDUCATEという家庭教師/個別教室塾を塾長として運営中。MEDUCATEのHP(https://meducate.jp)。アマソラクリニック院長。渋幕中高→千葉医→癌研有明形成→開業。令和の虎にも出演中。
ドラゴン細井
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