パリ五輪代表ラスト1枠へ!大阪マラソンに中村匠吾、吉田祐也ら参戦 パリ内定の小山も出場、國學院大・平林がデビュー
ジャパンマラソンチャンピオンシップ(JMC)シリーズGSで、パリ五輪代表選考会マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)ファイナルチャレンジの大阪マラソン2024が2月25日に行われる。 井上大仁、川内優輝、秋山清仁、太田蒼生らがケガのため大阪マラソンを欠場 パリ五輪代表の枠は残り1。大阪、東京でファイナルチャレンジ設定記録の2時間5分50秒をクリアした中で最速タイムの選手が最後の切符を手にできる。仮に届く選手がいなければ昨年MGC3位の大迫傑(Nike)が2大会連続マラソン代表となる。 大阪には、MGCで優勝した小山直城(Honda)がMGC以来のマラソン出場。こちらはパリ五輪シーズンに向けた大事なチャレンジの場となる。 その他の選手にとっては2時間5分50秒を狙うレースに。前回からコースも変更されて折り返しが少なくなり、より記録が狙いやすくなった。 有力選手は2時間6分26秒の自己記録を持つ土方英和(旭化成)、2時間6分45秒がベストの髙久龍(ヤクルト)あたり。また、力を秘める吉田祐也(GMOインターネットグループ)の復調にも注目が集まる。 東京五輪代表の中村匠吾(富士通)が参戦。長く故障に苦しんできたが、2大会連続へ最後のチャンスに懸ける。注目の1人が國學院大の平林清澄。箱根駅伝2区で快走を見せたホープがマラソンデビュー戦でどんな走りを見せるか。初マラソン日本最高は前回この大会で西山和弥(トヨタ自動車)が出した2時間6分45秒、日本人学生最高記録は横田俊吾(青学大)の2時間7分47秒だ。 一色恭志(NTT西日本)、鎧坂哲哉(旭化成)、岡本直己(中国電力)らも出場予定。 女子は市田美咲(エディオン)、川村楓(岩谷産業)、尾方星華(ユニクロ)が国内招待選手として参戦する。 大阪マラソンは2月25日、大阪府庁前スタート・大阪城公園フィニッシュのコースで9時15分にスタート。9時からNHK総合テレビで中継される。
月陸編集部