【大学野球】 中大の東恩納蒼が初登板初勝利 駒大の名将・香田監督は「1年生だけどあっぱれ」と脱帽
◆東都大学野球春季リーグ戦第1週第2日▽中大4―2駒大(10日・神宮) 昨秋のU18W杯の優勝に貢献した中大の1年生右腕・東恩納(ひがしおんな)蒼投手(沖縄尚学)が、リーグ戦初登板初勝利を挙げた。 0―2の3回2死三塁の場面で神宮デビュー。9回まで無失点の好投を見せ、打線は6回に駒大を逆転した。駒大苫小牧を率いて04、05年の夏の甲子園を制した香田誉士史新監督(52)のもと、1回戦を1点差で制して勢いに乗る駒大だったが、東恩納の前に3安打7三振。縦のスライダー、カーブを効果的に使われ、的を絞ることができなかった。 社会人の西部ガスを率いた経験もあり百戦錬磨の香田監督だが「変化球のコントロールが良く、緩急を使われた。ピッチングが上手で、1年生だけどあっぱれと思う」と脱帽するしかなかった。 両校の対戦は、1勝1敗のタイに。3回戦は、12日10時から神宮で行われる。
報知新聞社