レスリング須﨑優衣を撃破→決勝進出も、”体重超過”で失格したインド選手は8年前も同じ失態を犯す衝撃事実!一部母国メディア紛糾「彼女は常習者だ」【パリ五輪】
急転直下の事態だ。 現地8月6日に行なわれたパリ五輪のレスリング女子50キロ級の1回戦で、東京五輪金メダリストの須﨑優衣に勝利し、勢いそのままに決勝進出を果たしたビネシュ・ビネシュ(インド)が、体重超過により失格になったと大会公式サイト上で発表された。 【画像】須﨑優衣に勝利し、健闘を称えるインドのビネシュ まさに寝耳に水の発表。7日(日本時間8日の未明)に実施される決勝まで勝ち上がっていたビネシュは須﨑との試合前の計量はクリアしていたが、決勝の計量で数グラム超過していたという。金メダルに王手をかけながら、まさかの当日失格に周囲は騒然。インドのオリンピック協会が国際オリンピック委員会(IOC)に強い抗議声明を出すなど、大混乱となっている。 そんななか、ビネシュの母国から気になる報道が上がっている。インドの英語ニュースチャンネル『Times Now』は、リオデジャネイロ五輪が開催された2016年の国際大会で彼女が今回と同じように体重超過のため、失格処分を下されたと報じている。インドの著名インフルエンサーは「ビネシュは常習者だ。彼女は2016年にも同じ理由で失格になっている」と断じ、悲嘆に暮れる母国メディアの一部では、今回の体重超過を非難する声もある。 米スポーツ専門局『ESPN』によると、ビネシュの体重超過は3試合を終えた後の食事などが原因とされている。「彼女の体重は日中増加したとみられ、一晩で約2キロ減量しなければならなかった」とみられ、一晩中トレーニングをしていたが「今朝の計量は100グラムの体重超過だった」と説明されていた。 ビネシュの失格により、決勝のカードは準決勝でビネシュに敗れたジュスネイリス・グスマン(キューバ)が繰り上がり、サラ・ヒルダーブラント(アメリカ)と戦う組み合わせに変更。一方の須﨑は3位決定戦でオクサナ・リバチ(ウクライナ)と対戦し、勝てば銅メダルを獲得する。 構成●THE DIGEST編集部
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