和歌山県白浜町で早い夏始まる、海水浴場開き
白浜町の白良浜海水浴場で、5月3日、本州で一番早く海水浴場開きが行われ、早くて長い夏が始まりました。 白良浜は、白い砂浜が人気の海水浴場で、大阪など関西方面を中心に、毎年、多くの遊泳客らが訪れます。 この日の白浜町は、朝から快晴で、気温・水温ともに22度と海水浴場開き日和となり、午前9時から、砂浜の一斉清掃や安全祈願の神事が行われたあと、テープカットを合図に、およそ400人の海水浴客が、一斉に海に向かって駆け出し、水しぶきを上げて、初泳ぎを楽しんでいました。 初泳ぎに、毎年来ているという人も多く、砂浜では、「去年より人が多い」や「海開きは楽しい」「気持ちいい」などと口々に話していました。一方、東京から白浜に来ていた観光客で、チラシを見て、イベントのティラノサウルスレースに参加しようと白良浜にやってきた人もいました。 南紀白浜観光協会の藤田正夫・会長は、「晴れて、白い浜も青い海もきれいで、去年に比べ沢山の方が来てくれてよかった。今年も花火ラリーや花火フェスタを行い、白浜では毎週花火が楽しめます。近くの方も遠くの方も来てください」と話しました。 白良浜海水浴場の遊泳期間は、8月31日までのおよそ4か月間です。