人気絶頂→自信喪失→再起。元アイドルレスラー・愛川ゆず季、「奇跡の40歳」へのV字回復【前編】
「出産した女性の方はみんな感じることだと思うんですけど、自分の時間がなくなるんですよね。だけど旦那さんは好きなことをやっているとか、そういうところにストレスを感じることもありました。仕事をしたいと思っても時間はないし、表に出られるような体や顔をしていないし……。みんなそうだと思うんですけど、そこで何とかしなきゃっていう気持ちが芽生えたのかもしれないです」 悶々とする日々を過ごす中、彼女の中で“運動がしたい”という思いが湧きあがった。そこからはパーソナルトレーナーだった夫に習う形でトレーニングをスタート。現役時代から衰えたと思われた体型はみるみる引き締まっていき、V字曲線を描くごとく彼女の気持ちも上を向いていった(後編に続く)。
文/森本雄大 写真提供/愛川ゆず季