「甲子園の時間、どんどん過ぎていく」 花咲徳栄主将の感慨 センバツ交流試合
2020年甲子園高校野球交流試合(日本高校野球連盟主催、毎日新聞社、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)は10日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕した。開会式直後の第1試合では、花咲徳栄(埼玉)が3-1で大分商(大分)を降した。花咲徳栄の井上朋也主将は「全力でプレーしました」と試合を振り返った。井上主将の談話は次の通り。 【大分商-花咲徳栄】熱戦の様子を写真特集で ◇「32校だけ」全力でプレー 1年と2年の時に先輩に連れて行ってもらった甲子園に自分の代で出場できて良かった。甲子園は懐かしく、始球式を見て「始まったんだな」と一番印象に残った。(春の選抜大会も夏の選手権大会も中止で)一回は目標がなくなったが目標を作ってくださり感謝している。勝っても負けても終わる決勝戦のつもりで戦った。いつも通りプレーしたが、どんどん甲子園での時間が過ぎていくなあという気持ちはあった。甲子園のヒット1本は練習試合の1本では追いつかないぐらい大きいが、(自身は2打数無安打2四球で)3年生になって打つべき球を打つよう意識できるようになったが緩いカーブを仕留められなかった。全国で32校しか出られない。全力でプレーしました。