【さあ、投票へ。】衆院選世論調査 序盤情勢を分析①福岡1区~5区
FBS福岡放送
NNNは、読売新聞と衆議院選挙の世論調査を行い、独自の取材も加えて序盤の情勢を分析しました。自民・公明の与党で過半数の勢いですが、自民は議席を減らし、単独で過半数を維持するかは微妙な情勢です。まずは福岡1区から5区まで見ていきます。各区の候補者一覧は、画面左から届け出順となっています。
福岡1区
福岡1区です。井上さんが安定した戦いです。丸尾さんは立憲支持層の7割を固めました。山本さんは維新支持層のほか国民支持層の2割も取り込んでいます。綿貫さん、緒方さん、村田さんは支持層以外への浸透が課題です。
福岡2区
福岡2区です。5度目の対決となる鬼木さんと稲富さんは横一線の戦いです。鬼木さんは自民・公明支持層の7割を固め、稲富さんは立憲支持層以外にも野党支持層を幅広く取り込んでいます。本司さん、黒石さん、松尾さん、沖園さんが追い上げを図ります。
福岡3区
福岡3区は、古賀さんと仁戸田さんが競り合っています。古賀さんは幅広い世代から支持を集め、仁戸田さんは立憲支持層の8割、国民支持層の3割を固めました。瀬尾さん、奥田さん、重松さん、山口さんは伸び悩んでいます。 ■参政新人・重松雄子氏 「消費税を減税すること、そして医療費を削減することで経済の活性化を図っていきたい。」 ■れいわ新人・奥田芙美代氏 「れいわ新選組だけが唯一公約にしております。消費税廃止、少なくとも今すぐ減税、これをみんなで実現させたいんです。」 ■維新新人・瀬尾英昇司氏 「我々、日本維新の会、しがらみのない政党として、しっかりと国益を重視する形で政策議論を深めていきたいと考えております。」 ■共産新人・山口湧人氏 「中小企業や小規模事業者の皆さんへの直接支援とセットで最低賃金を引き上げようと、これが共産党の提案なんです。」 ■立憲新人・仁戸田元気氏 「地元の声を聞けていないという声をたくさん聞きます。ふるさとの声を、この3区に住む全ての皆さんの声を少したりとも残らず永田町に届けたい。」 ■自民前職・古賀篤氏 「全国各地で毎年災害は発生しております。福岡県も例外ではありません。災害対応能力をしっかりと上げていきたい。」