今季W杯9度目の2位となった小林陵侑選手(写真:森田直樹/アフロスポーツ)

◇ノルディックスキー・ジャンプW杯男子・個人第20戦(18日、大倉山ジャンプ競技場) 【画像】51歳の“レジェンド”葛西紀明選手はW杯最多出場を更新 スキージャンプの小林陵侑選手が18日、札幌開催のW杯に出場し、合計269.8点でW杯今季9度目の2位となりました。 前日17日は、2位表彰台。直近の試合でも3連続2位などがあり、「“また2位か”という気持ちですね」と悔しさをにじませていました。 迎えた18日の第20戦。小林陵侑選手は、1回目のジャンプは133メートル、129.2点で4位。続く2回目は、139メートルを飛びこの日の最高得点となる140.6点を獲得します。しかし、1位のドメン・プレブツ選手(スロベニア)に3.8点及ばず、W杯今季9度目の2位となりました。 小林陵侑選手は第一声「またか...という感じ」とこの日も悔しさをあらわにします。 今季ここまでW杯では、優勝は1回、2位は9回。わずかに頂点へ届かない試合が続きますが、「表彰台のメンバーは入れ替わっていますけど、ずっとここ(2位)にいられている。自分のパフォーマンスが安定しているというのはいいこと」と振り返り、「(シーズンも)終盤にさしかかり始めているので、まずはいいパフォーマンスをすることを目標に1勝を目指して頑張りたい」と次戦を見据えました。