自宅のウッドデッキに住み着いた野良の子猫→小屋&トイレをプレゼントしたら…… ほほ笑ましい光景に「やさしい世界」「泣きそう」の声
朝晩の気温が低くなってきたことから、野良の子猫に小屋とトイレを作ってプレゼントする様子がYouTubeに投稿されました。動画は記事執筆時点で16万再生を突破しています。 【画像】プレゼントした結果 動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「猫のマサとDIY」。DIY好きの投稿者さんが、元保護猫・マサくんとの田舎暮らしの様子を公開しています。以前はメダカのビオトープを掃除する様子を見せてくれましたが、今回は野良の子猫用の小屋を作っていくようです。 家の周辺には「シェリー」ちゃんというメスの野良猫がいて、7月ごろから3匹の子猫を連れてくるようになったそうです。お世話をするうちにウッドデッキの下に住み着き、子猫たちはすっかり懐いて触らせてくれるようになったのだとか。 小屋には、実家にあった屋外用の収納ボックスを使います。まず収納ボックスを洗って乾燥させ、カッターで一面を四角く切り、雨よけのひさし付きの入り口を作りました。切り口には子猫がケガをしないようにビニールテープを貼り、ボックスの中には発泡スチロールと古いバスタオルを敷いて完成です! 最初は小屋に入ろうとしなかった子猫たちですが、いつの間にか茶色の子猫が中でくつろいでいました。3匹がこのまま小屋を使ってくれるようになるか、いったん様子を見ることに。 その後、収穫を終えたミニトマトの根本や庭の裏側、落ち葉の上など、あちこちに猫のうんちがあることに気が付きます。そのため、次は野良猫たち用のトイレを作ることにしました。 ホームセンターで木材と川砂を購入し、切った木材を余っていた塗料で塗っていきます。塗料が乾燥したら組み立てて大きな四角い枠を作り、中に大量の川砂を投入。最後に熊手で表面をならしたら、野良猫用トイレの完成です。 数日後に確認すると、トイレには小さな足跡がたくさんついています。熊手で表面の砂をかいてみるとたくさんのうんちが出てきたため、しっかりトイレを使ってくれていることが確認できました。このトイレで集めたものは、畑の堆肥置き場や野生動物が侵入してきた痕跡のある場所などに持っていくそうです。 ここで小屋を見てみると、ひさしで出入り口がふさがっていたため、ひさしをカットすることに。すると、夕方には3匹の子猫たちがみんなで一緒に小屋の中に入り、のんびりとくつろいでいました。 これから外で暮らす生き物たちには厳しい季節がやってきますが、やさしさの詰まった小屋やトイレを活用し、きっと寒い冬を乗り越えてくれることでしょう。 なお、投稿者さんはこの野良猫たちの面倒を見ると決めた以上、不幸な命を増やさないため、避妊・去勢手術を受けてもらうことが大切だと考えているそうです。そのため、6月ごろに生まれた男の子だと思われる3匹の子猫は、11月ごろに去勢手術を受けてもらう予定なのだとか。母猫のシェリーちゃんはすでに一度捕獲し、避妊手術を済ませています。 野良猫たちへのやさしさにあふれた動画に、コメント欄では「やさしい世界」「なんでも作れちゃうのすごい」「いいねが一度しか押せないのが悔しい」「可愛すぎて泣きそう」といった声が寄せられています。 動画提供:YouTubeチャンネル「猫のマサとDIY」
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