『しっぱいしたって　いいんだよ』（主婦の友社）

　ベストセラーシリーズ最新刊『しっぱいしたっていいんだよ』（主婦の友社）が、2024年5月31日（金）に発売となる。この絵本は、失敗を許すことの大切さを描いた物語で、子どもと大人が共に読むことで、子どもの「ソーシャルスキル」の育成を促す作品だ。 【写真】『しっぱいしたって いいんだよ』子どもたちの感情に寄り添う！可愛い挿絵など 　前作『かっても　まけても　いいんだよ』は、「勝ち負けにこだわりすぎる子、不安を感じやすい子に読ませたい！」とSNSで人気となり、現在9万部超えのヒット作となっている。 　そんな作品の姉妹作となる今回の『しっぱいしたっていいんだよ』の主人公は、気分によって魔法のたてがみの色が変わるユニコーンの子「ガストン」。ガストンは、他者との関わりの中で、「相手の失敗を許すことが難しい」という感情に直面し、癇癪を起こしてしまう。その後、ガストンは父親に「わかっていても、しっぱいをゆるせないこともある」。でもね、「しっぱいしたって　いいんだよ」という言葉をかけられ、許しあうことの大切さをを学ぶ。 　恐怖、悲しみ、楽しさ、喜びなど、どの感情も人間にとって大切なもの。その感情とうまく関わり合いながら、社会のなかで他人との関係をきずき、生きていくために必要な力（ソーシャルスキル）を身につけるのにぴったりの絵本、ぜひチェックしてみよう。