「あなたは119番を、あなたはAEDを」と指示…海水浴シーズン前に長崎県警の署員らが救急講習会
海水浴シーズンを前に、救命技術の向上を図ろうと、長崎県警大浦署が署員を対象にした救急講習会を同署で開いた。管内では7月から8月にかけ、高島や伊王島、高浜に海水浴場が開設される予定で、海水浴の期間中は署員が毎日立ち寄って警戒する。
20日に開かれた講習会には約25人が参加した。長崎市消防局の救急救命士、下川公浩さん(37)が講師を務め、心肺蘇生法やAED(自動体外式除細動器)の使い方について説明した。
その後、人が倒れている状況を想定した実技訓練が行われ、参加者は「あなたは119番を、あなたはAEDを」と周囲に指示したり、下川さんの手拍子に合わせてマネキンに胸骨圧迫を行ったりした。