京都・嵐山の紅葉見ごろは11月下旬ごろ? ── ウェザーニューズが紅葉見ごろ予想
朝晩の気温も低くなり秋が深まりつつあるがウェザーニューズは15日、本格的な紅葉シーズンに向け、第2回紅葉見ごろ予想を発表。今シーズンは、朝晩の冷え込みや十分な日照が影響し、全国的に非常に色づきが鮮やかな紅葉が期待できそうだという。また、近畿地方の紅葉の見ごろは平年並みとなる見込みで、高野山など標高の高い山では10月終わり頃から、大阪市街地でも11月頃から見ごろを迎える予想だ。 今年の紅葉の見ごろは? 全国的に非常に色づきが鮮やか ── ウェザーニューズ予想
10月末ごろには和歌山県の高野山、京都・嵐山は11月下旬ごろの予想
同社によると、近畿地方の見ごろは平年並みとなる見込み。大阪城公園(大阪市中央区)など、大阪の市街地でも11月中旬ごろから見ごろを迎える予想となっている。今シーズンは、紅葉の色づきに必要な日照や朝晩の冷え込みが十分に見込まれるため、鮮やかな紅葉が期待できるという。 また、6~8月は平年より日照時間が少なくなっていたが、9月は平年以上の日照時間となったうえ、秋は移動性高気圧に覆われるため、秋晴れの日が増えていくという。 10月末ごろには和歌山県の高野山、11月初めごろには滋賀県の比叡山延暦寺(えんりゃくじ)、同中旬には大阪城公園や奈良県の奈良公園や吉野山、同下旬には京都府の嵐山や大阪の箕面公園。兵庫県の須磨離宮公園や城崎温泉などが色づく予想となっている。
全国的には、東北~中部の山が例年より早い見ごろ
一方、全国的には、東北~中部の山が例年より早く紅葉の見ごろを迎える見込みで、東日本の平野部と西日本では、例年とほぼ同じ時期に見ごろとなる予想となっている。 同社によると、現在は北海道の平野や東北、中部の山、関東の標高の高い山でも続々と色づき、見ごろを迎えた地域が増えてきた。北~東日本の標高の高い山では一部で既に落葉が始まっており、10月以降の気温は全国の広い範囲で平年並みとなる予想。葉が色づく時期に平年並の気温となる東日本の平野および西日本では、例年と同じ時期に紅葉の見ごろを迎える予想となっている。