阪神・井上 リーグ単独トップ4号3ラン 和田2軍監督「素晴らしかった」
「ウエスタン、広島3-10阪神」(7日、由宇球場) ゴールデンウイーク明けにもかかわらず、平日に敵地へ足を運んだ虎党に、井上が一発を披露した。 【写真】成長見せる井上のバットは一風変わったカラー 「風でいったなみたいな感じだった。芯にはしっかり当たってるので、外野フライにはなってくれたなって」 初回1死一、三塁。沈むフォークを捉えて左方向に鋭くはじき返し、風を味方につけた4号3ランはリーグ単独トップに。「別にそんな意識はないですけど、本当にチャンスだったんでなんとか走者をかえそうって」。昨季はウエスタン94試合に出場して、11本塁打。今季は23試合目で4本塁打と量産態勢に入っている。 五回は右翼手を越える二塁打。八回には1死一、二塁から右前打を放ち満塁にするなど4番らしさを発揮した。打率3割超え維持に「後ろの打者が楽に打席に入れる方がチームとしていい」と打撃内容の「価値観」が変わったことを要因として挙げた。和田2軍監督は「凡打の内容も含めて非常に良くなっている。素晴らしかった」と絶賛。勝負の5年目、今季こそ1軍の力になる。