子ども&保護者&教師もサポート!10足のわらじで奔走する"スクールカウンセラー"に密着 「気軽に相談を」教育の場で増す存在感 北海道札幌市
学校側もスクールカウンセラーを大きな存在と感じています。 「(Qスクールカウンセラーはどんな存在?)いてくれると安心感が生まれる、そういう存在です。やはり、学校にはいろいろありますからね。やる気を起こさせてくれています」(札幌市立西岡小学校 平沢 知則教頭) 子ども、保護者、そして教師もサポートする新川さん。スクールカウンセラーとして、大切にしていることがありました。 「(心は)開かせようと思って開かせるものではない。(みんなが)気づいたらたくさん話してて、『スッキリしました』となってもらえればいいなと思っている」(新川さん)
学校によりますと、今では積極的にスクールカウンセラーに相談する人が増えています。最大1日3組ですが、予約が入らない日はありません。 「心の相談」の敷居は低くなりつつありますが、新川さんは、まだ道半ばだと言います。 「まだまだカウンセラーに相談すること自体に抵抗がある文化もある。(相談することは良いことだと)どんどん広まっていけば良いと思います」(新川さん) 気軽に相談できる場所が学校にある。スクールカウンセラーの役割は、ますます重要になりそうです。
UHB 北海道文化放送
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