「2025年に上がる株」を徹底検証…!アナリスト予想を最大活用して浮かび上がる「日本株の盲点」
2025年「上昇する株」をさがす!
今回は、アナリストの分析のデータを利用して、2025年に期待できる銘柄を選んでいこう。独自の分析によって、上昇する余地の大きい銘柄と下落する余地の大きい銘柄をそれぞれ30銘柄、抽出する。 【一覧】2025年「期待大の30銘柄」「要注意の30銘柄」の全貌はこちら…! さっそく、日本株の現状から見ていこう。 新年を迎え、日本株市場は高値圏を維持しながらも方向感なく乱高下する状態が続いている。 それもそのはずで、解散総選挙や米大統領選に沸いた昨年とはうって変わって、2025年の日本株市場には目立ったイベントが存在せず、強いて挙げれば夏の参院選くらいだろうか。 しかし、そもそも政権与党の支持率が低迷しているうえ、目立った経済政策も出てこない中では、選挙イベントが市場に前向きな効果をもたらすとは考えにくい。その意味では、今後も方向感の出にくい展開が年を通じて継続しやすいとみる。 しかし、裏を返せば、市場全体を騰落させる要素が少ないということは、2025年は個別銘柄の物色が活発化する。つまり個々の企業のポテンシャルが評価されやすい市場展開になる可能性が高いとも考えられる。 日銀の利上げや米FRBの利下げの停止観測、欧州の政治リスクなどの不安定なマクロ環境を踏まえて、じっくりと腰を据えて銘柄の業績見通しや需給などを読みつつ投資対象を選定していくのが、投資で勝つための正攻法となるだろう。 では、上昇する銘柄を判別するための個別銘柄の分析を、どのように実施していけばいいのだろうか。
アナリストに「相乗り」する投資法
通常であれば、気になる企業について自身の手を動かして短信や財務諸表、中期経営計画などを読み込み、収益性や財務を分析して株価の見通しを考えていくのが、もっとも基本的な動きになるだろう。プロの執筆するレポートを個人投資家が得るのは難しいが、経済や投資に関するコラムなどで個々の銘柄に言及している場合もあるので、それらも参考になるかもしれない。 しかし、当然ながらこういった作業は膨大な労力や時間を要する。専業のプロ投資家ならまだしも、仕事や趣味に勤しみながら投資を考えている方がほとんどだろう。現代のサラリーマンやアクティブシニアは、投資にどっぷりと浸かって時間を割けるほど暇ではない。 また、24時間株のことしか考えていないプロの投資家に比べ、当然ながら経験や知識も浅いことから、彼らに立ち向かっていくには不利な点が多すぎる。個人投資家が自分の手ですべてを賄おうとするのは、費用対効果が悪すぎる。 では、どうすればよいのか。答えは意外なほど単純だ。
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