秘境の管釣りをハシゴ釣り!ビッグトラウトを求めて、秋の東北行脚へ
エリア(管理釣り場)の楽園を求めて青森県と宮城県へと遠征。関東のエリアとはひと味ことなる山深い場所にあるエリアで、狙うは大型トラウト。秋が深まる東北のエリアを満喫して、元気でパワフル、そして美しいトラウトたちを釣りまくるぞ! 【画像】ブランド魚「メイプルサーモン」を使った絶品ペペロンチーノが激ウマ!
はるばる向かうは青森県の『フォレストパークひらかわ』
それにしても遠い。目指すは青森県平川市にある管理釣り場『フォレストパークひらかわ』だ。場所的には弘前市と十和田湖の間に位置する。東京に住む僕が陸路でアプローチするには、果てしなく遠く感じる距離だ。ただし、ハンドルを握るのは僕ではなく、ルアーメーカー、カルテラスの本多さんだった。お疲れ様です。 本多「魚がデカいんですよ。そしてルアーへの反応もいい。そんなダイナミックなエリアゲームを楽しみましょう」 僕としては本多さんから依頼された撮影がメインではあるが、しっかり釣り券を購入。なので、本多さんがいい感じで釣れたなら、ちょっとロッドを振らせてもらいましょう。…とかいいつつ、すでにタックルはセット済み。だって依頼主が「釣りましょう!」って言うんだから、用意しないと失礼でしょ(笑)? 本多「はい、きました! いいサイズです」 と本多さんの声。早いよ。まだ1投目じゃないか。続けてジュボッバシャ!という重低音が聞こえ、水飛沫があがる。カメラの準備を急がなくては。 ネットに収まったのは、大きく美麗なレインボー。さすがは、新作のルアー。そして、さすがは青森の楽園的エリア。撮影仕事は早く終わりそうだ(笑)。
では、僕もちょっとだけ(?)釣らせてもらいましょう!
仕事の撮影が進んだところで、僕も大型レインボーを狙ってみることに。ポンドをのぞくとわかるのだが、入り口すぐにあるルアー・フライの大物池にはデカい魚しかいない。この池にいる魚は基本、40cm以上だという。そのためタックルはしっかり大物が獲れるシステムで挑みたい。 ちなみに僕はPE0.6号にフロロ5lbというラインシステムだ。ルアーは本多さんオススメのウルキ50。キャスト後に少しだけフォールさせ、それからゆっくりタダ巻きしてくるだけ。すると水面下20~30cm付近をウォブリングしながら泳いでくる。このテールを振った泳ぎに誘われ、レインボーが反応。 リトリーブスピードと泳ぎの質、そして反応のよさそうなレンジを確認しつつの数投目。僕のウルキ50に反応したレインボーがスッとスピードを上げてチェイス。ここで速度を緩めてはいけない。同じスピードで巻き続けると、レインボーが後方からルアーに襲いかかる。比較的スローにルアーをくわえるのが見えた。そして反転! よしっ!とアワセを入れてファイト開始。おぉ、なかなかの引き。さすが大物池。ビッグファイトが楽しめるぜ! ドラグを駆使しつつ無事、ネットインしたのは満足度の高い50cmクラス。顔に浴びた水飛沫が気持ちイイ!! ちなみに『フォレストパークひらかわ』では、釣り券が多様で釣った魚をキープできる釣り券もあるのだが、今回我々は次の日も別の釣り場へと遠征するため、リリース券を購入。なので、釣ったレインボーは水から上げての魚持ち撮影はせずにリリース。次の機会には、ぜひキープ券を購入し、ビッグレインボーを持ち帰り、味わってみたいね!