西武が延長10回サヨナラ負け 9回2死まで2点リードも… 今井達也の降板から暗転
◆ヤクルト4―3西武(4日、神宮) 9回2死まで2点をリードしていた西武が延長10回サヨナラ負けした。 ■「これはバレない!」人気女性タレントがお忍びで西武戦観戦【写真】 西武は1点を追う7回、それまで無安打無得点に抑え込まれていたヤクルトの2年目右腕、吉村貢司郎から外崎修汰の2号ソロで追いつき、岸潤一郎も中前打で続くなどして2死二塁。代打で登場した40歳の栗山巧が、1ボールから落ちる変化球を捉えた。中堅の頭を越える勝ち越し二塁打は史上15人目の通算400二塁打。23年目のベテランは今季も開幕1軍入りしたが打撃不振や出場機会が限られ、4月21日に出場選手登録を抹消された。 先発の今井は初回に先頭に四球を与え、盗塁と犠打で1死三塁。長岡秀樹に高めの直球を左前に運ばれ、わずか11球で先制点を許した。 その後は危なげない投球で3回と5回にも先頭打者に四球を与えたが、後続を抑えて追加点を許さない。6回にはリーグトップ13本塁打の村上宗隆を156キロの直球で空振り三振に仕留めた。粘りの投球で最少失点にとどめて味方の援護を待つと、7回に味方が逆転した。 9回に岸のソロで突き放し、9回は先頭に四球を与えたが、続く打者を三振。村上宗隆に四球を与え、サンタナを空振り三振に抑えたところで129球で降板。しかし、アブレイユが山田哲人から右翼線へ二塁打を浴びて3-3の同点にされた。 10回に松本航が先頭打者を許し、続く西川に四球。無死一、二塁から丸山和郁の三塁へのバントを処理した三塁の滝澤夏央が悪送球しサヨナラ負けした。
西日本新聞社