南極で働く人達に日本のお正月気分を味わってもらおうと、愛媛県宇和島市から恒例の門松を届けるのを前に、21日、神事を行いました。 【詳しく見る】門松寄贈は1974年から毎年行っていて、今年で50年目を迎える 宇和島青年会議所では、2代目の南極観測船「ふじ」の艦長との交流をきっかけに1974年から毎年、南極に門松を贈っていて、21日は、地元の和霊（われい）神社で、会議所のメンバーらが航海の安全や隊員らの無病息災を祈願しました。 門松は会議所メンバーの手作りで、高さおよそ1.5メートル、現在の観測船「しらせ」の模型を飾りつけているほか、輸送に使う木箱には、市民から寄せられた応援のメッセージが記されています。 宇和島青年会議所 小島豊樹 理事長 「50回目を迎え、先輩から受け継いできた南極門松事業を後世に続けるよう私達も取り組みを続ける」 門松は「しらせ」に積み込まれ、来月、南極に向けて出航するということです