大谷翔平の好調の裏にあった“ミリ単位”の修正力「球場によってラインの太さが違ったりとかする」
◆米大リーグ ロッキーズ7×―6ドジャース(19日、米コロラド州デンバー=クアーズフィールド) ドジャース・大谷翔平投手(29)が19日(日本時間20日)、敵地・ロッキーズ戦に「1番・指名打者」でフル出場。5打数2安打3打点で、4試合連続のマルチ安打と打点をマークした。ドジャースは6―6の同点で迎えた9回にサヨナラ打を浴びて、連勝が「3」で止まった。 大谷の勢いは止まらない。16日の本拠地・ロイヤルズ戦で2打席連続本塁打を放つと、17日からの敵地・ロッキーズ戦では初戦に3安打1打点、2戦目に145メートルの特大20号を放ち、この日も4試合連続マルチ安打となる2安打を放って、今季初めて満塁で安打を放って3点を記録した。 大谷の復調の裏には、“ミリ単位”の修正があった。14~16日のロイヤルズ3連戦から、打席に立つ前にバットを地面につけてベースからの距離を測ることで、立ち位置を確認。これまでも打つまでの構えが一番重要と説いてきた大谷は「同じように構えて、同じ位置に立つというのが、一番大事なことではある。球場によってラインの太さが違ったりとかするので、そこで多少ずれたりとかがないようにしたいなと思ってです」と説明した。
報知新聞社