地震で下水道も被害… 点検済みの7割以上で損傷 自治体別の水道復旧見込み時期は
能登半島地震で各地で断水が続くなか、被災地では下水道の点検が完了したカ所の7割で被害が見つかったことがわかりました。 石川県は27日、奥能登地区の下水道について全体の77%にあたる320キロで点検が完了し、そのうち71%で被災していたと発表しました。県は、現在進めている水道の復旧と共に上下水道一体での早期復旧を目指します。 【写真を見る】地震で下水道も被害… 点検済みの7割以上で損傷 自治体別の水道復旧見込み時期は また、手取川を水源として七尾市まで繋がる県の水道用水供給事業、いわゆる県水については29日に七尾市の藤橋供給点まで復旧する予定です。七尾市ではこれまで水道の完全復旧を4月以降としていましたが、県は、県水の復旧で早まる可能性があるとしています。 ■各自治体の水道復旧見込み(1月21日時点) 輪島市:2月末~3月末に仮復旧 珠洲市:2月末~一部で仮復旧、一部地域では4月以降 穴水町:2月末~3月末に仮復旧 能登町:2月末~3月末に仮復旧 七尾市:七尾市街、和倉地区、能登島地区を中心に4月以降、それ以外は3月末までに仮復旧(市で復旧時期を見直し中) 志賀町:2月末までに仮復旧、一部地域は3月末に仮復旧
北陸放送