ゴルフのまちづくり大田原 高校生の海外交流応援しようとチャリティコンペ開催
ゴルフのまちづくりを進める大田原市のイギリスへの高校生派遣事業を応援しようと、大田原市のゴルフ場で15日、チャリティコンペが開かれました。 大田原市にはイギリス・スコットランドの世界最古のゴルフ場で、「ゴルフの聖地」と呼ばれる「セント・アンドリュース・オールドコース」を目指して設計された「ニュー・セントアンドリュースゴルフクラブ・ジャパン」があります。 それが縁で大田原市では、1990年からイギリスのセントアンドリュース市との高校生の交流事業を続けてきましたが、コロナ禍で事業は2019年度を最後に中断。しかし来年度、派遣事業が再開されるのを受け、夢を持ってイギリスに渡る高校生達を応援しようとチャリティコンペが今回初めて企画されました。 15日は県女子オープンゴルフ選手権6連覇で、11月に三重県で開かれたレジェンズツアー「ボンドカップ」で優勝し、5年ぶりツアー3勝目を挙げた斉藤裕子プロなども趣旨に賛同して参加しました。地元出身という斉藤プロは、タフで難しいと言われるコースを果敢に狙い、圧巻のプレーを見せていました。 大田原市教育委員会生涯学習課・岡一弘課長「令和7年度には高校生の交流事業が再開するので、こういったチャリティの企画はありがたいです。海外では貴重な経験ができるので、高校生の皆さんに応募してもらい、いろいろな体験をしてほしいと思います」 ニュー・セントアンドリュースゴルフクラブ・ジャパン 亀山新一支配人「大田原市の取り組みについて、私達に何ができるかということでチャリティコンペを企画しました。夏休みにセントアンドリュースの生徒を受け入れるなど、市と共に盛り上げていければと思います」
とちぎテレビ