<小林千晃>「ドラえもん」初出演 「夢にも思いませんでした」 誕生日SPで古代ギリシャの勇者テセウスに
「マッシュル-MASHLE-」のマッシュ・バーンデッド役、「葬送のフリーレン」のシュタルク役などで知られる人気声優の小林千晃さんが、人気アニメ「ドラえもん」(テレビ朝日系)の9月7日午後6時56分から放送される「ドラえもん誕生日スペシャル」に出演することが分かった。小林さんが「ドラえもん」に出演するのは初めてで、オリジナル中編エピソード「のび太とギリシャのケーキ伝説」に登場する古代ギリシャの勇者テセウスを演じる。 【写真特集】「ドラえもん」 初のギリシャが舞台 誕生SPで壮大なタイムスペクタクル!
「のび太とギリシャのケーキ伝説」は、約5年ぶりとなるオリジナル中編エピソードで、「ドラえもん」シリーズ史上初となる古代ギリシャを舞台にしたエピソードとなる。劇団ヨーロッパ企画の代表で、「サマータイムマシン・ブルース」などで知られる上田誠さんが脚本を手がける。
ドラえもんにとびきりのバースデーケーキをプレゼントしたいと考えたのび太たちが、“世界で初めて誕生日ケーキが作られた”と言われる紀元前5世紀のギリシャへタイムスリップしようとするも、タイムマシンを誤って操作してしまい、さらに1000年前の紀元前15世紀のギリシャに迷い込む……という展開。ピンチに陥ったのび太たちの前に、小林さん演じる勇者テセウスが現れる。
小林さんは「子供の頃から大好きな作品だったので、まさか『ドラえもん誕生日スペシャル』という記念すべき回に出演できるとは夢にも思いませんでした。タイムマシンで過去の自分に会いに行って教えてあげたいぐらいうれしいです(笑い)」と出演を喜んでいる。
テセウスはギリシャ神話の英雄として知られており、小林さんはシナリオから「強くて勇敢な英雄の風格を持ち合わせている青年ではあるのですが、力を誇示したり肝心なところで抜けていたりと、少し未熟な印象も受けました」と、今回のテセウス像を考察。「完成された勇者というよりも、“勇者になる途中”であることを意識して臨ませていただきました」と役作りについて語っている。「笑ってハラハラして勉強にもなる! そんな魅力あふれる大冒険をぜひ楽しみにお待ちください!」とメッセージを送った。
8月24日午後5時からのレギュラー放送は、「カッパのおさら」「さよならボクのそうじ機」の2本立て。