レディ・マリナ・ウィンザー

インタビューに応じることが稀な英ロイヤルファミリーのメンバーの一人、レディ・マリナ・ウィンザーが、祖父ケント公爵と自身の慈善活動について『Hello!』誌に語った。 【写真】次の王冠は誰の手に？　英国王室の王位継承順位を一挙におさらい レディ・マリナ（31歳）は、88歳になる祖父ケント公爵から刺激を受けるという。「私はおじいさまが大好き。素晴らしい人で、私を間違いなく鼓舞してくれる」。ケント公爵は故エリザベス女王のいとこで、現在、公務を担っている最高齢メンバーだ。

故エリザベス女王と、ケント公爵

レディ・マリナはセント・アンドリュース伯爵ジョージ・ウィンザーと、カナダ人の歴史家シルヴァーナ・トマセリ博士の娘。2008年にカトリックに改宗し、イギリスの王位継承権を放棄した。1701年に定められた王位継承法でカトリックのメンバーから継承権が剥奪されたためだ（彼女は継承順第25位だった）。妹でモデルのアメリア・ウィンザーは今も王位継承順第43位。 レディ・マリアは他に、いとこのユージェニー王女や、2人が活動に参加している海洋保護のNPO組織ブルー・マリン・ファウンデーション（Blue Marine Foundation）についても言及。「ユージェニーは見事なアンバサダーで、素晴らしい仕事をたくさんしている」と語った。 自身の活動については「私は環境と地球に関することなら何でも、非常に情熱を持っています。昔から、気候危機を何とか緩和することに重点を置いた組織で仕事をしたいと思っており、同組織では、海を守る素晴らしい海洋生物学者や優秀な人々に囲まれ、非常に多くのことを学びました」 「私たちは皆、自分たちなりのやり方で協力したいと思っていますよね。今は気候の緊急事態にあり、将来の世代が暮らす地球のために、地球や海、お互いを守る努力をする必要が差し迫っています。本気で行動を起こさなければなりません」と続けていた