パワハラ訴え大量退職の地域FM 社長が引責、給与の一部自主返納へ 薩摩川内市
鹿児島県薩摩川内市のコミュニティー放送局「FMさつませんだい」で従業員の過半数が退職したことを受けて、運営する市観光物産協会の井龍大社長は給与の一部を自主返納する。出資する市が9日の市議会全員協議会で報告した。 地域FM局の従業員8人中5人が退職、複数がパワハラ訴え 自主番組減らし放送は継続 FMさつませんだい
井龍社長は多くが退職した責任を取り、給与の10分の1を3カ月返納する。複数の退職者がパワハラを理由に挙げたことを受けて、関係社員を口頭注意した。 同社の放送事業部では、6月末までに従業員8人中5人が退職届を提出した。7月から4人体制となり、放送は継続している。再発防止策やリスナーの信頼回復に取り組む。
南日本新聞 | 鹿児島