ドジャースの大谷翔平（写真はAP）

　◇20日（日本時間21日）　リーグ優勝決定シリーズ第6戦　ドジャースーメッツ（ロサンゼルス） 　ドジャースの大谷翔平選手が20日、本拠地に戻ってメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第6戦に「1番・指名打者」で出場する。勝てば、アーロン・ジャッジ率いるヤンキースが待つワールドシリーズ（WS）進出が決まる一戦。このシリーズ2本塁打の大谷に値千金の一本は出るか。ドジャースがWSを決めれば、4年ぶり、ヤンキースとの名門対決となれば、1981年以来43年ぶりとなる。ドジャース打線は、怪我のフリーマンが先発を外れ、3番T・ヘルナンデス、4番エドマン、5番マンシーのクリーンアップで臨む。 　相手先発は第2戦で5回3失点（自責点2）と好投した変則左腕マナイア。一塁側にインステップして横手から投げるフォームで、ドジャース打線を苦しめた。今シリーズで2度目の対戦でどういった投球を見せるか。大谷は前回、マナイアに全くタイミングが合わず、3打席対戦して2三振、一飛と完璧に抑えられた。今回は修正できるか。ロバーツ監督は試合前に「マナイアが失投を投げれば、翔平は打つ準備ができている」と自信を示した。 　ドジャースは救援で試合をつなぐ「ブルペンデー」で、先発のマウンドにはコペックが立つ。ドジャースは3勝2敗でリードして迎える第6戦。メッツは後がなく、ワールドシリーズ進出は2連勝しかない。