空港から疲れる旅行はもうおしまい…韓国新興企業、荷物配送で「日本女性」攻略
【12月26日 KOREA WAVE】韓国のスタートアップ「BUDIFY(バディファイ)」が、外国人訪韓客の中でも最多を占める日本人旅行者のニーズに応えるため、差別化された荷物配送サービスを展開している。 韓国観光公社によると、2023年に韓国を訪れた外国人観光客は1103万1665人。そのうち日本人観光客は231万6429人(約21%)で最多を占めている。日本人観光客の約79.4%が女性で、90.9%が個人旅行者という特徴がある。 BUDIFYは自社プラットフォームを活用し、仁川(インチョン)国際空港から宿泊先まで荷物を配送。従来の配送業者と異なり、旅行代理店を介さず、自社の予約・決済システムを運用することでコスト削減とデータ活用を可能にした。 1カ月間の試験サービスでは1000件以上を配送し、投資収益率(ROI)は32.7倍に達した。 BUDIFYは荷物配送を「顧客誘引のための戦略的サービス」と位置づけ、現地体験商品を販売する「BUDIFY・エクスペリエンス」や、旅行情報を提供する「BUDIFY・マガジン」と連携。現在までに130以上の商品を販売し、累計売り上げは4億ウォン(約4400万円)を超えた。、 同社は今後、荷物配送の安定化とサービス拡大に注力し、日本だけでなく中国などからの観光客にも対応したいとしている。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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