延岡・山下新天街でトーク&マルシェ 「山下」をテーマに自由に談義
トークとマルシェのイベント「ヤマシタはどう生きるか」が11月9日、延岡・山下新天街(延岡市山下町1)の今山こども食堂前で行われる。(日向経済新聞) 主催は実店舗を持たないコーヒー店「汽空域(きくういき)珈琲(コーヒー)」店主の押方広大さんと、建築事務所「山根製作所」(山下町1)の中村謙さん。同事務所は月1回、同商店街で夜、野外で楽しむことを提案するイベント「オープンパレード」が行ない、同店も出店する。今回は押方さんが山下新天街をテーマに、皆で話をして、まずは山下を知るところから始めたいと企画した。山下新天街は今山大師の門前町としての役割を持ち、1956(昭和31)年にアーケードができ、当時、かいわいは延岡を代表する繁華街だった。今は20店舗ほどの事業者が営業する。 押方さんは「延岡の大学生が山下新天街でやってみたいことを語るプレゼンテーション大会に参加したが、結局、資金がないことを理由に実現することができなかった。プレゼンの場にいる人しかアイデアを知ることがなく、山下の多くの人に聞かれることがなかった。他に聞いてくれる人がいたらとの思いがあり、山下新天街をテーマに話したり、聞いたりする機会が設けられないかと考えた」と話す。 当日は、市内の「小野カレー」「N coffee」「山本商店」「汽空域珈琲」「オープンクローズクラブ」が出店し、カレー、コーヒー、燻製(くんせい)品、アルコールやソフトドリンクのドリンクなどを提供する。会場には長机を数台用意し、参加者は飲食を楽しみながら自由に話をする。中村さんは「延岡や山下について考える人がつながるいい機会になるのでは」と期待する。 開催時間は17時~22時(販売は21時まで)。19時に会場内で使えるクーポンやオリジナルステッカーを、先着50人に配布する。
みんなの経済新聞ネットワーク