2024年の流行語候補・30語が発表 ダンス動画が流行『はいよろこんで』や大谷翔平選手の偉業『50-50』などノミネート
今年1年の世相を言葉で切り取る、現代用語の基礎知識 選『2024ユーキャン新語・流行語大賞』。社会やスポーツ、カルチャーなど様々な分野から話題となったノミネート語30が、5日に発表されました。 【画像】こっちのけんと『はいよろこんで』にSOSを意味するモールス信号を入れた理由
【新語・流行語大賞 ノミネート語30(50音順)】
1.アサイーボウル 2.アザラシ幼稚園 3.インバウン丼 4.裏⾦問題 5.界隈 6.カスハラ 7.コンビニ富⼠⼭ 8.侍タイムスリッパー 9.初⽼ジャパン 10.新紙幣 11.新NISA 12.ソフト⽼害 13.トクリュウ 14.南海トラフ地震臨時情報 15.猫ミーム 16.はいよろこんで 17.8番出⼝ 18.はて︖ 19.BeReal 20.被団協 21.50-50 22.ふてほど 23.Bling-Bang-Bang-Born 24.ブレイキン 25.ホワイト案件 26.マイナ保険証⼀本化 27.名⾔が残せなかった 28.もうええでしょう 29.やばい、かっこよすぎる俺 30.令和の⽶騒動
『ユーキャン新語・流行語大賞』事務局は、今年度の傾向として、「2024 年は1 ⽉に能登半島地震が発⽣し暗いニュースからのスタートとなったが、オリンピック、⼤⾕選⼿の活躍、ダンス動画関連のヒットなど、話題は数多くみられた。流⾏語としては、⼩粒がそろったと思われる。また、“お⾦”にまつわる⽤語が数多く発⽣。責任をもたない⾵潮の世の中、光と闇が混在した年であり、嵐の前の静けさを感じさせる」と分析。 この分析の通り、ノミネート30語の中には、パリオリンピックの総合馬術団体で、92年ぶりとなるメダル獲得を果たした『初老ジャパン』や、新競技として採用された『ブレイキン』、他にもスポーツ界からは、大谷翔平選手が“50本塁打50盗塁”を達成して話題となった『50-50』などがノミネートされました。 さらにエンタメ界からは、SNSでダンス動画が流行した、アーティストのこっちのけんとさんの楽曲『はいよろこんで』や、ヒップホップユニット・Creepy Nutsの楽曲『Bling-Bang-Bang-Born』、1館から上映がスタートし、SNSを中心とした口コミで広がり全国上映へのヒットを果たした、自主制作の時代劇『侍タイムスリッパー』などのワードが選ばれました。 一方で、政治資金に関連した『裏金問題』や、匿名・流動型犯罪グループの略称『トクリュウ』、SNSを通じて募集される仕事やバイト情報において“ブラック”な仕事ではないとアピールする際に使われ始めた『ホワイト案件』など事件に関連した言葉も選ばれました。
これらのノミネート語30の中からトップテンが12月2日に発表され、表彰式が開催される予定です。