SNSを使った投資詐欺の注意を呼び掛ける北海道警西署（札幌市）

　札幌市中央区に住む60代女性が投資詐欺で、2000万円をだまし取られました。 　警察によりますと、女性は2023年12月下旬、通信アプリ「LINE」で投資の広告を見つけます。タップすると、SNSの「インスタグラム」のライブ配信に移動。LINEグループに加入するよう勧誘を受けました。 　女性は言われるまま加入。「BFC」という投資会社の社員を名乗る人物から「投資取引のノウハウを教える」「トレーダーを着けて一任すれば儲かる」などと言われ、女性は会員費500万を支払い入会しました。 　その後もLINEを通じて2024年3月21日までの間に10回にわたって約1500万円分のビットコインを指定された口座に支払いました。 　LINEでのやりとり上では利益があることになっていて、換金しようと連絡すると「あと200万円支払えばさらに利益が出て出金もできる」と言われます。その後、グループを退会させられ、女性はようやく詐欺だと気づき、4月、警察に被害を届け出ました。 　警察は「SNSで投資の振り込みを依頼されたは詐欺の可能性が高い」といい、振り込まずに警察に相談するよう呼びかけています。#9110で詐欺の相談を受け付けています。