退任サウスゲイトの後任探るイングランド、9月はU-21指揮官の暫定体制か
今年9月のイングランド代表は暫定体制でいくようだ。 先のユーロ2024で2大会連続の準優勝に終わると、その2日後にガレス・サウスゲイト監督が退任したイングランド。次の活動は9月の代表ウィークで、今月29日にそこに向けたメンバーが発表される予定だ。 イギリス『スカイ・スポーツ』の見立てではU-21イングランド代表を率いるリー・カーズリー氏(50)が9月の活動で暫定的にA代表指揮官に就任見通しで、イングランドサッカー協会(FA)はその間も後任を探るという。 FAは新監督が確定するまでコメントしないスタンスだが、マーク・ブリンガム最高経営責任者(CEO)は先月の声明で「UEFAネーションズリーグが9月に始まるので、必要に応じて暫定的な解決策を用意している」と話す。 また、メンバー発表も迫るこのスケジュールを考慮しても、FAは多数の公認候補を精査するなかで、カーズリー氏に短期的ながらA代表の指揮を託すのではないかという。 なお、後任候補を巡ってはグラハム・ポッター氏やマウリシオ・ポチェッティーノ氏といったフリーの者だけでなく、ニューカッスルのエディ・ハウ監督やイプスウィッチ・タウンのキーラン・マッケナ監督らの名が浮かぶ。 FAとして次期監督に関して必ずしもイギリス人指導者にこだわりがあるわけではないものの、ブリンガムCEOはホームグロウン者を好むものとみられる。 サウスゲイト前監督を振り返れば、世代別代表を率いるなか、暫定的にA代表の指揮を託され、後に正式昇格。カーズリー氏が長期的にA代表を率いる意向を持つか定かでないが、暫定期間の結果次第で同じ道をたどりうるともされる。
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