森保一監督「最大限協力してサポートしたい」 ６月は久保＆彩艶、ＯＡ選手はＵ―２３代表優先を明言
サッカー日本代表の森保一監督（５５）が３０日、欧州やカタールを巡った約１か月間の視察から成田空港に帰国した。 Ａ代表のＷ杯アジア２次予選（６日ミャンマー戦、１１日シリア戦）とパリ五輪の出場権を獲得したＵ―２３日本代表の活動が重なる６月について、ＭＦ久保建英やＧＫ鈴木彩艶らパリ五輪世代でＡ代表の主軸を担う選手や、オーバーエージ（２４歳以上、最大３枠）の選手はＵ―２３代表の活動を優先させることを明言。「日本が勝つことが一番うれしいこと。日本代表サッカーファミリーとしてオリンピックでメダルを取るために、いい連係でサポートできればと思う。オリンピックで結果を出せるように最大限協力してサポートしていきたい」と全面協力を約束した。 森保監督は欧州視察後、カタールで開催中のＵ―２３アジア杯を現地視察。イラクを２―０で破り、パリ五輪切符を獲得したＵ―２３日本代表の雄姿を見届けた。「大岩ジャパンの若い選手の躍動ぶりはすごく印象に残っています。自分たちでパリオリンピックの出場権をつかみ取るんだ、という気持ちが伝わってきた」と感銘を受け、「（Ａ代表に）呼ばせてもらいたい、と思っている選手もいる。継続していいプレーをしてもらえれば、さらに伸びしろがあるなと楽しみな選手がいるな、と思いました」と高評価した。
報知新聞社
